製品の上市後の販売が順調で、類似の製品や改良品などの展開によって製品群の売り上げが伸びてくると企業の経営として安定してきます。その前後には、次の新製品の開発や新たな事業の展開を検討することが多いと思います。
この段階のいわゆる中堅となってきた企業においては、上市製品群から得られる顧客からの情報、製品の生産に活用した設備の活用、また開発の際に蓄積した技術、等が蓄積されてきます。また、前回の「リーン・スタートアップ」で示されるような顧客の声を早く正しくとらえる方法やノウハウを検討していくことで、分析しやすい顧客情報を蓄積していくことができるようになります。
このような活動から、企業の中に技術・情報・経験が蓄積され、これらの分析によって新製品や新事業開発のための道筋を探る基礎になってきます。分析の手法としては、世の中のビジネス・コンサルティングで提示されている、フレームワークやツリー等の思考方法が活用できると思います。このような、技術・情報・経験等の実践知と、その分析・道筋を探る洞察と戦略策定の繰り返しによって、企業に所属する人々とその組織の能力が積み重なってきます。


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