C-1.新規事業開発と事業戦略①:大企業内の環境は?

ビジネステーマ

大企業では、売上げ・利益の規模が大きくなり、また組織体制としても役割分担がされてきます。このような資金や人員環境は新規事業開発や事業戦略の検討には有利なようにも思われますが、実際にはさまざまな課題が生じます。

企業が大きくなり組織体制が整ってくると、その実際に行っている事業の中で売上・利益を追求することは、それまでの企業活動の延長線上の活動として、目標設定・業務実行に落とし込むことができると思います。実際の活動としては、顧客アプローチによる売り上げ拡大、コストダウンによる利益拡大、ブランド訴求による売り上げと利益の追求、などでしょうか。

ただ、事業戦略や新規事業開発といった活動は、主要事業が市場として飽和・収縮する可能性を想定し、新たな事業開発し企業としての事業領域のポートフォリオを構築する、ということが活動の意義になります。このため、既存事業とは異なる目標や業務が必要になります。

この時、企業規模が大きいということは、有利な点と課題があります。有利な点として、活用できる資金・人員のリソースが多い、大企業のブランド力やパートナーと会社同士の合意で一定のドライブが掛けやすい、などがあげられます。課題として、「イノベーションのジレンマ」などで知られていますが、個人および組織が資金や社内評価などにより新たなチャレンジに踏み出せるか、企業の役割分担体制による課題遂行時のお見合い、社内稟議等による実行の自由度とスピード感、などがあげられるでしょうか。

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