ビジネスと知的財産の関係に関する関心

知的財産

ここまで知的財産に関する学びと技術系企業の知財実務についてお話してきましたが、世の中の知財関連情報と実際の社内での実務で、さまざまな疑問や考えさせられる点が生じてきました。実際の私自身の経験としては、社内的に特許出願の重要性は語られるが実際の権利活用シーンは限られる印象があることや、出願・権利化・権利維持で発明カテゴリや出願国による判断の仕方に振れを感じる、などがありました。実際、日本では訴訟やライセンスによる直接活用はアメリカに比べて少なく、日本とアメリカの知財制度や活用でどんな違いがあるか、という観点を日本やアメリカの知財関係者と情報交換するようになりました。また、その他ヨーロッパ、中韓台など各国の制度や活用についても関心を持ちはじめました。
また、ここ数年で知的財産の内容・活用が多様化している印象を持っています。技術系企業の活動としては、2010年頃から語られたオープンイノベーション、スタートアップや大学・研究機関における知財活用の他、企業経営や会計における無形資産評価、などがあります。また、知的財産が関わる領域としては、音楽や漫画・アニメなどのコンテンツ、農業領域での種苗など、最近の生成AIではデータやアルゴリズムなども、知的財産の領域として捉えられてきています。

上記はいずれも幅広く、深く、変化も大きい領域になり、専門的な視点からさまざまな情報や解説はあるのですが、個人的な視点のテーマと関心事をピックアップしてお話していければと考えています。

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